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too far from here

from world_watch by Koukanooto

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lyrics

「遠過ぎた部屋のいちばん奥で」

遠く近く聞こえる、
水の音を頼りに、
僕達の運命を、
少しずつたどってゆくよ。
 
花や樹々や風のこと、
曖昧な心のこと、
真夜中に眼が醒める時、
少しずつ知ってゆくよ。
 
もう少し嬉しく、
もう少し静かに、
穏やかな希望を、
砕いては棄ててゆくよ。
 
春の夢のさなかに、
誰よりも可愛く、
色褪せた洋服を、
破いては棄ててゆくよ。
 
冬休みに、君が会いに来ると、
架空の手紙が、嘘を告げているよ。
薔薇色をした、僕の羽根の上、
息をはずませて、君は走ってた。

 
冬という名のたゆたう季節が、ひとつの僕を終わらせるよ。
春という名の風吹く夜が、雨を呼んでは花を咲かせるよ。
凛々しい君は幼過ぎた、僕は歳をとり過ぎていた。
もっと遅く生まれたかった、君と一緒に死にたかった。

手紙を燃やした炎の先で、何が僕を待ち受けてるの。
朝もやの中の約束を、君は憶えていてくれてるの。
君の身体の香りを思うと、むねの中を風が吹き抜ける。
寒くてひとりで心細くて、そっと手を組んで祈る。

桜。
菜の花。
雪柳。
よもぎ。
木蓮。
雨の中。
ミルク。
憂鬱。
朝の闇。
 
 
長いこと使ってない、言葉を吐いてみた。
例えばリリシズム。例えばヒロイズム。
川面を歩く夏の夜。見えなくなった冬の夜。
ミルクはこぼれても、時間は戻るんだ。
 

悲しいくらい涙が透んで、鏡に時計を映してみれば、
約束がまだ果たせないまま、時間が逆さに廻りだすよ。
春の陽射しが眩し過ぎて、まぶたの裏を紅く染める。
紅い嘘が見破れないまま、幸せに暮らしていけた。
 
どうして僕達、離ればなれになるの。
宇宙の法則、何を決めているの。
村祭りの日、踊り出せ娘。
昨日の出来事、もう思い出せないよ。
 

credits

from world_watch, released November 6, 2016

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Koukanooto Tokyo, Japan

hello!! i'm glad to see you who visit my account!! i love electro and techno music. i play music in Japan as solo unit,named "Koukanooto",and my lyrics are written in Japanese. but any musicians on earth are welcome!! thank you!!!

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